ポンド/ドルは昨日、上下動の分岐点とも言える1.9840ドルを試すものの、1.9843ドルでは頭打ちとなり、その後じわじわと下値を広げ、一時は1.98ドルを割り込む場面も見られた。本日の為替市場は21:30から予定されている(米)4月消費者物価指数(コア・前月比)を前に手控えムードが広がり、ポンド/ドルも1.9784ドル〜1.9826ドルで小幅変動を続けている。
ポンド/ドルは11日以降、下値を1.9768ドル(3月5日を基点とした上昇幅38.2%戻し)、上値を1.9840ドル(上下動の分岐点)に抑えられている為、一見方向性を見出す事が困難にも見える。しかし、先日の「クロス円・主要通貨ペアの注目ライン」でお伝えした主要通貨ペアの重要ラインは、ユーロ/ドル・ポンド/ドル・豪ドル/ドル・NZドル/ドル、どの通貨ペアを見ても現在有効に機能しており、各通貨ペア共に同ラインでは上値を抑えられている。
ポンド/ドル日足チャートを見ると、一目均衡表・遅行線が4月13日のローソク足を割り込み、現在はローソク足の下部で推移している。また、ディレクショナル・ムーブメントでも-DIが+DIを上抜いた後、ADXとのクロスを交えながら水準を上げている為、テクニカル面から下落バイアスの強さが窺える。今後ポンド/ドルのシナリオとしては、現在下値を支えている1.9768ドルを割り込み、100日移動平均線、3月5日を基点とした上昇幅半値戻しが接近する1.9656ドルを目指す展開が予想される。
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